目妙、細、百襲、母母曽、などはどれかが原点で、他が原点からの派生である、と考えてみた。 |
(1) 大目女細媛 ↑ 原点:ホソ → 細 → 妙 (日本書紀:「倭迹速神浅茅原目妙姫」) ↓ ┗━→ 百襲 → 母母曽(古事記「夜麻登登母母曾毘賣命」) ↓ ↓ ↓ (日本書紀:倭迹迹日百襲姫) ↓ ホトを衝いて死ぬ、という伝承 三輪伝承では、ヘソ紡麻(を) (ホソ、ホト、ヘソ:類似音による連想、洒落:「ソ」の甲乙混乱を措定 JK「ほそ、臍」項に指摘あり。) (甲乙に関する環境としては「モ」の甲乙分別が無くなる頃) |
(2)(日本書紀) ↑ 原点:マクハシ → 妙 → 細 (日本書紀、大目女細媛) ↓ ホソ (ホソ、ホト、ヘソ上記) 百襲 → 母母曽 ↓ ↓ (日本書紀:倭迹迹日百襲姫)(古事記「夜麻登登母母曾毘賣命」) これは古語に「マクハシ「目細」うるわしい、見てうつくしく思う。」 があることに重きを置いた考え方です。 ホソを原点とする見方は、系図(母方の祖父の大日彦、これと、大目は同一人物 だろう)との関連に重きを置いたものです。(十市系図と古事記の言う系図を照 合作業した結果です。) |