伊和大神 その2へ その1へ |
餝磨郡 | ||
英賀の里 | 伊和大神之御子の阿賀比古 阿賀比賣二神 在此処 |   |
揖保郡 | ||
香山里本名鹿来墓 | 伊和大神が国占め時、鹿が山の岑に立った。 |   |
阿豆村 | 伊和大神巡行の時「暑い」と言った。 |   |
上岡里 | 阿菩大神倭三山の争いを諌めんとしてここまで来た |   |
(伊勢野) | 伊和大神子 伊勢都比古命・伊勢都比賣命が山の岑に在す |   |
美奈志川 | 伊和大神子 石龍比古命 石龍比賣命 川の水を争った |   |
讃容郡:妹玉津日女命(賛用都比賣命)との争い。「大神」のみでも伊和大神のこと、と、岩波頭注p309 | ||
吉川本名玉落川 | 大神之玉 落於此川 | 佐用川支流の江川、佐用町西北が旧江川村/岩波p310 |
筌戸(うへど) | 大神 出雲より来た時・・ | 岩波はここも伊和大神とするp312 |
雲濃里 | 大神之子 玉足日子 玉足比賣子が大石命を生んだ |   |
穴禾郡:伊和大神が国作りを終えた後、鹿に会った。(シシアハの音約/岩波p317) | ||
庭音村 | 大神の飯が濡れて黴がはえ発酵して酒が出来た。庭酒(ニハキ)村と言った |   |
稲舂岑 | 大神がここで稲をつかせた。 |   |
穴師の里 | 大神がここで食事をした。安師比賣神に妻問いしたが断られた |   |
石作里本名伊和 | 直接的な事跡記事はない | 岩波頭注p322は遺称地として「一宮町伊和、山崎町五十波に渡る揖保川流域地」とする。 |
阿和賀山 | 伊和大神之妹 阿和加比賣命 在於此山 |   |
伊加麻川 | 大神国占めの時、此の川に烏賊が居た。 |   |
雲箇里 | 大神之妻 許乃波奈佐久夜比賣 其形美麗 | 岩波頭注p322はニニギ妃の木花開耶姫とは別だろう、としている |
波加村 | 伊和大神より先に天日槍命が来ていた。 |   |
御方里 | 大神が形見として御杖を立てた |   |
伊和村本名神酒 | 神が酒を醸した |   |
神前郡:伊和大神之御子 建石敷命が神前山に在す | ||
糠岡 | 伊和大神と天日ホコ命が各々軍を起こして戦った。 |   |
託賀郡 | ||
黒田里 | 宗像の奥津嶋比賣命が伊和大神之子を産んだ | 奥津嶋比賣はタギリ姫、さすればこの子はアヂスキタカヒコか? |
伊和大神の記事は播磨国の西半分にあり、東部は山際の託賀郡のみなのが興味をひく。