ウカ・ウケ考
関連リンク:イナリ・考

orig: 99/05/20
記紀・風土記などにあらわれる、ウカ、ウケ、ウケモチ、オオゲツ、などの音を含む名称を集めました。

古事記神代大宜都比賣おほげつヒメ・国生み段で粟国のこと
古事記神代豊宇気毘賣神とようけ(二重母音を避ければ、とゆけ、か)
日本書紀第6の一書倉稲魂命ウカのミタマと読む。イザナギ・イザナミの子
第11の一書保食神ウケモチの神・月夜見尊が殺す、古事記の大気津比賣神の説話と類似
古事記大気津比賣神おほげつヒメ・スサノヲが殺す、日本書紀の保食神と似た説話
古事記大年神系図大気都比賣おほげつヒメ
古事記大年神系図宇迦之御魂神岩波頭注に「宇迦」はウケと同じく食の意味とある
古事記宇迦能山スサノヲが大国主に居を構えろという。岩波頭注に出雲郡宇賀郷にある山のこととされている。
国造本紀宇迦都久怒命天穂日11世孫
国造本紀出雲臣祖二井之宇迦諸忍之神狭これの10世孫が兄多毛比
摂津風土記逸文止與{ロ宇}可乃賣神稲倉山の条。他ではトヨウケというのがトヨウカとなっている
伊勢神宮外宮豊受大神
元伊勢籠(この)神社豊受大神亦名 天御中主神・国常立尊、御顕現の神を「倉稲魂命(稲荷大神)という」籠神社由緒記
倭姫世記豊宇介神トヨウカ。崇神39年に降臨、と。
豊受皇大神御鎮座本紀止由気之皇太神元初の最高神と大和朝廷の元始(海部穀定著)p7より。二重母音を嫌ってか、トユケ、となっている
こめんと: